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着彩の基本

山根悦子ボタニカルアート講座 Vol 1

Ⅰ平塗り1本の筆で均一に同じ色を塗る

(彩色筆又は丸筆3号) 

Ⅱ重ね塗り完全に乾かしてから、色を塗り 重ねる(彩色筆又は丸筆3号)

  段階的に薄い均一な色を重ねることで、自然なグラデーション

  のある仕上がりとなる。

カドミウム
イエロー
ディープ 1回
オペラ 1回
カーマイン1回
 
クレムソン
レーキ 2回

Ⅲぼかし塗り

(彩色筆と丸筆の2本)

​*オリーブグリーン4回     *異なる色の重ね塗り

  重ね塗り        

            

ぼかしの応用例 

© Etsuko Yamane

丸筆を色筆とし、色彩筆を水筆とし

2本の筆を交互に使用しぼかす。

平塗りがすっかり乾いたら、

葉脈に沿ってぼかし塗りをする。

完成

平塗りした後、

色筆で斜線部分に色を入れ、

水筆でなじませぼかす。

Ⅳ白抜き:葉脈・光沢・白い花etc

 

 

実の光沢 スナックトマト

バーミリオン      オペラ+カーマイン

白抜きとは、色を塗らず、白い色は白い紙の色を生す。

着彩部分との境は水筆でぼかす。

Ⅴ洗い落とし (ナイロン平筆:4ミリ幅) 

ケース1
平筆を湿らせ、筆を縦向きに動かし、葉脈に沿って細く絵具を取り除く。

はみ出し

ケース2:はみ出し修正

平筆を濡らし、筆を横向きにし、筆を小刻みに動かしながら、はみ出した色を花弁の方向へ推し進める。

洗い落とした所は、テイッシュで押さえ水分をとる。  

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